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長期保有がお得な株主優待銘柄5選

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こんにちは!

カメウサです!

 

日本人は「おまけ」が好きな国民性なのか分かりませんが、インカムゲイン(お金)よりも株主優待(モノ)を欲しがる方が多い印象を受けます。また、クロス取引をして株主優待のみを得ようとする方も多くいらっしゃいますよね。

しかしながら、安定的な株主を増やし、財務の健全化に努めたい株式会社としては、一時的な株主の存在は悩みの種なのかもしれません。(株主優待の支払いはバカになりません。)

長期的に投資をしてもらいたい会社が、長期保有の株主により多くの還元を行おうとするのは利にかなっていると僕は感じます。

 

さて、前置きが長くなりましたが今回は長期保有をすることで利回りが上昇する株主優待銘柄を紹介致します。

僕も全てを保有しているわけではありませんが、なるべく早く押さえて(改悪がない限り)半永久的に保有しようと思います。

 

*株価は2018年12月28日のもとなっております。

 現在の株価はリンク先をご確認ください。

 

 

1.  日本取引所グループ(8697,東証1部)

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

日本取引所グループは、東京証券取引所グループ大阪証券取引所経営統合して2013 年に誕生した会社です。

株券などの有価証券の売買とデリバティブ金融派生商品先物取引や将来商品の権利や契約など)取引の他、相場の公表、売買の公正性の確保などを行っています。

 (僕は昨年まで東証などは公的機関が運営していると思っていました。無知でしたね。)

 

収益は、証券会社からの取引参加料金・株式等の精算手数料、情報ベンダーからの情報提供料金、上場会社からの上場料金の4つが主となっています。

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まさしく、株の全てを知ってる会社ではないでしょうか。そんな会社が長期株主優待をしているのですから、株の長期保有は株主、株式会社ともにwin-winな関係の証なのかもしれません。

株主優待は、使いやすいクオーカードです。1年未満の保有は1000円。その後、1年間保有するごとに1000円ずつ増額して、4年目以降には4000円となります。

 

また、配当は2018年3月末時点で年間6700円/100株です。保有し続ければ年間10700円分がチャリンチャリンと入ってきます!

ビジネスモデルは、株式会社が存在する限りあり続けると思いますので、安心な銘柄かもしれませんね。

 

日本取引所グループ

・株価   :17万7900円/100株

・年間配当金:6700円/100株

株主優待 :クオーカード(3月)

        1年未満保有:1000円

        3年以上保有:4000円

・年間総利回り:6.01%(最高で10700円/100株)

*年間利回りは税引き前

 

2. 夢の街創造委員会(2484,JASDAQ

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

僕がこの会社の名前聞いたとき、『なんだ?パチンコとかの会社か?絶対投資しない!』と思いましたが、全くの勘違いでした(笑

夢の街創造委員会は、出前仲介サイト『出前館』や飲食店向け食品通販を手掛ける会社です。

 

収益は、7割が出前館、3割が食品通販となっています。ビジネスの仕組みは、日本最大の注文ポータルサイトである出前館にお客から注文が入り、それを加盟店に伝えてお届けが完了することで、成功報酬(手数料)を頂く仕組みになっています。 

 利用者である我々は、自宅に注文できる店が全てわかり、また、届くまでの時間を比較できるメリットがあります。

出展店舗側は、オペレーションのコスト削減、クレームの対応を出前館側がやってくれるメリットがあるようです。

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 実際に『出前館』を利用してみると分かりますが、「意外と多くの店が自分の家まで宅配可能なんだな」と感じると思います。おそらく出店側も認知度の向上が見込めるはずです。

 

出前館』のサイトはこちら↓

demae-can.com

アプリもありますので、インストールしてはいかがでしょうか?

 

株主優待は、Visaギフトカードです。1年未満の保有は3000円。その後、1年間保有するごとに300円ずつ増額して、7年目以降には5000円となります。

また、配当は2018年8月末で年間360円/100株です。保有し続ければ年間5360円分となります。成長中の会社なので、増配も見込めると思います。

 

「夢の街創造委員会」

・株価   :12万7500円/100株

・年間配当金:360円/100株

株主優待 :Visaギフトカード(3月)

        1年未満保有:3000円

         7年以上保有:5000円

・年間総利回り:4.20%(最高で5360円/100株)

 

3.  ヤマダ電機(9831,東証1部)

stocks.finance.yahoo.co.jp

こちらは皆さんご存知でしょう。最大手家電量販店のヤマダ電機です。

収益の86%を家電・情報家電が占め、残りの14%は非家電(スマートハウスなどの住宅事業)となっています。

 

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アマゾンや楽天などのネット販売も台頭してきてる現在では、如何に付加価値を付けられるかが重要ですよね。店員さんには、『家電のプロ』として対応して頂けると嬉しく思います。

また、今後はスマートハウスや電気自動車(EV)の分野にも力を入れ、事業の多角化を狙うようです。

既にEVベンチャーと業務提携を結び、2020年を目処に小型自動車を販売予定だとか。どこまで家電以外の事業を拡大できるか注目したいですね。

 

株主優待は1000円の買い物につき、1枚使える500円の割引券です。家電以外に日用品も販売しているため、余らずに使うことができそうですね!

3月と9月にそれぞれ優待券をもらえ、年間の合計額はそれぞれ、1年未満は3000円分、1年以上2年未満は5000円、2年以上で5500円分となります。

 

ただし、優待導入のきっかけは旧村上ファンドの流れを組む投資ファンドへの対抗措置ですので、いづれ優待の改悪があるかもしれません。今のところ、利回りも良いので保有してもよいでしょうね。

 

ヤマダ電機

・株価   :5万2700円/100株

・年間配当金:1300円/100株

株主優待 :割引券(3月,9月)

        1年未満保有:3000円

            2年以上保有:5500円

・年間総利回り:12.9%(最高で6800円/100株)

 

4.  オリックス (8591,東証1部)

stocks.finance.yahoo.co.jp

以前の記事でも紹介しましたが、金融やリースなど多角的な事業を展開するオリックスです。(でも一番有名なのは球団ですよね!)

 

収益は、法人金融 4%, メンテナンスリース 10%, 不動産 8%, 事業投資 47%, リテール (小口金融業務)14%,海外部門 17% となっています。手広いですね。

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また、人事制度も充実しているようで平均勤続は15.2年。仕事と家庭の両立支援として、夫婦で考えるキャリアセミナーや介護セミナーなどを開催し、ダイバーシティを重要視している会社です。

悪い点を見つけるのが大変な会社ですね(笑

 

株主優待は、優待カードと全国のふるさと優待カタログです。

優待カードは、オリックスのレンタカー・ホテル・ゴルフをはじめ、江ノ島水族館・すみだ水族館でも利用ができます。

全国のふるさと優待カタログは3年未満が5000円相当、3年以上の保有で10000円相当にランクアップします。

株主還元しすぎではないでしょうか?(笑

 

・優待カード詳細はこちら↓

http://www.orix.co.jp/grp/pdf/ir/individual/investment/yutai-guide_2017.pdf

・全国のふるさと優待カタログ 3年以上保有はこちら↓

http://www.orix.co.jp/grp/pdf/ir/individual/investment/furusato_2017_a.pdf

・全国のふるさと優待カタログ 3年未満保有はこちら↓

http://www.orix.co.jp/grp/pdf/ir/individual/investment/furusato_2017_b.pdf

 

 

オリックス

・株価:16万0550円/100株

・年間配当金:6600円/100株

・優待:優待カード、全国のふるさとカタログ

            (3月)注:9月はカードのみ

             3年未満保有:5000円相当

         3年以上保有:10000円相当

・年間総利回り:10.3%(最高で16600円/100株)

 

 

5.  KDDI (9433,東証1部 )

stocks.finance.yahoo.co.jp

auで有名なKDDIです。インフラ系の会社は比較的高利回りなのが特徴ですが、KDDI株主優待もあることから長期保有向きの銘柄でしょう。

 

楽天の携帯電話事業参入が2017年12月に発表されたことを受けて株価が急落しました。今後も携帯電話事業は競争の激化が予想されますので、まだまだ株価は変動するでしょうね。

 

収益は、パーソナル74%, バリュー8%, ビジネス12%, グローバル5%, その他1%となっています。

やはり、携帯電話事業に収益のほとんどが集中しています。今後はグローバル事業をどこまで拡大できるのでしょうか。

既に連結子会社ミャンマー国営郵便・電気通信事業体 (MPT) と共同で行っているミャンマー通信事業。さらに、2016年3月に連結子会社化したモンゴル携帯電話シェアNo.1のMobicom Corporation LLCについてもLTEを導入するなど、事業成長を目指しているようです。

 

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株主優待は、全国の商品カタログギフトです。

カタログギフトは5年未満が3000円相当、5年以上の保有で5000円相当にランクアップします。「au WALLET Market」でも購入できるので、美味しかったら購入してもよいかもしれませんね!

 

・「au WALLET Market」商品カタログギフト5000円分はこちら↓

http://media3.kddi.com/extlib/files/corporate/ir/individual/stockholder/pdf/yutai2017_5000.pdf

・「au WALLET Market」商品カタログギフト3000円分はこちら↓

http://media3.kddi.com/extlib/files/corporate/ir/individual/stockholder/pdf/yutai2017_3000.pdf

・「au WALLET Market」はこちら↓

wm.auone.jp

 

KDDI

・株価:26万2400円/100株

・年間配当金:9000円/100株

・優待:全国カタログギフト(3月)

             5年未満保有:3000円相当

         5年以上保有:5000円相当

・年間総利回り: 5.34%(最高で14000円/100株)

 

 

まとめ

まとめです。長期保有したい5銘柄は

1.日本取引所グループ(8697)

2.夢の街創造委員会(2484)

3.ヤマダ電機(9831)

4.オリックス(8591)

5.KDDI(9433)

 

この他にも日本管財(9728,東証1部)は気になりますが、従業員の年収が異様に低い点が気に入らないので、外させていただきました。

stocks.finance.yahoo.co.jp

確かに、投資家目線からすれば利益を出し、株主還元に積極的な良い会社だと思います。しかし、もうちょっと社員が働きやすい(人が集まりやすい)会社になって欲しいと感じました。(ネット上の情報からの判断です。実情は分かりません。)

株主還元と同様に、従業員を大切にして長く勤められる会社が、最終的には息の長い会社になりますからね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた!

 

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kameusakunnikki.hateblo.jp