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25歳で資産運用?眠たいこと言うなよ、って偏った方に誘導されるなよ!

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こんにちは!

カメウサです!

 

この記事を書いている頃、DMMの亀山会長が若者の資産運用についてアドバイスが話題になっていました(少なくとも僕の中では)。

r25.jp

タイトルだけみると僕のような人間は、

「何言ってんだこのおっさんは?今の時代を分かっているのか?」

と感じましたが、タイトル付けがキャッチ―なだけで内容はまともでした(笑

 

亀山会長にはおおよそ賛成ですが、この方の意見が最適解ではないと感じました。

今回は、僕みたいな(割と)平均的な日本人の若者が資産形成する時の最適解と個人の幸福を考えてみたお話です。

 

まだ亀山会長の話を見ていないという方は、上の記事を読んで下さいね!

 

さて、亀山会長とはどのような人物なのでしょうか?

 

今の時代は怖いもので、著名人になればWikipedia,Twitter,Instagram,Facebookなどでその人物がどのような思考傾向にあるのか、なんとなく分かる気がします。

今回はWikipedia,Twitter,あとはGoogle検索でヒットした数件の記事を見てみました。

 

亀山敬司 - Wikipedia

twitter.com

withnews.jp

 

ふむふむ。

亀山会長の来歴を見る限りでは、現在の若者の99%以上とは異なったルートの人生経験をされていますよね。

19歳以降は特に。

路上でものを売って生活するなんて、今はこんな生き方は存在しないでしょう。

 

重要な点を2つ挙げるとすれば、何にも考えずに大学に行く。という訳ではなく、「自らビジネスを立ち上げた」点でしょうか。

やはり、家庭環境は人生に圧倒的ともいえる影響を与えます。子供の頃から商いが身近にあれば、こう考えるようになるのもごく普通な流れです。

 

そしてもう一つは、「成功するまで勝負し続けた」ことでしょう。

勝つまでやり続ければ、いずれ勝ちますからね。

文字にすれば当たり前ですが、実際にやるのは精神的にも金銭的にも困難です。

 

高卒→就職→大学→再就職の時代が来る?

「とにかく、稼ぐ力を身に付けろ!」という亀山会長。

高校卒業後に商いの世界に飛び込んでいった経験からか、才能ある若者にビジネスを立ち上げる経験と場を提供するのに積極的な姿勢です。

高卒でそのまま就職というと、「お金がないのかな?」とか、「学業が好きではないのだろう」なんて方向に考える人もいると思います。しかしながら、才能がある若手を中心として

高校→就職→大学→再就職or起業

の流れが発達していくものと僕も思っています。(実際には既に少しづつ進んでいます。)

 

高校卒業後にビジネスの世界を知ったあとで、自らに本当に必要な能力向上のために大学進学し、再度ビジネスの世界に戻る。または自分で立ち上げる。

「高校卒業してすぐ大学に行くなんてクソダサい。」

そんな若者が出てくるのでしょうね。悪いことではありません。

 

稼ぐ能力を最重要視するのであれば、資産運用なんてせず、稼ぐ能力に経験値全振りするのが正しい判断でしょう。

でもこれって万人に勧めていいんですかね?

 

個人の幸福=人的資産+金融資産+社会的資産

資産の話をする前に、まずは「個人の幸福」から考えていきたいと思います。

 

なぜ、僕たちがお金(金融資産)を増やそうとするのかといえば、

それは、お金が増えれば幸福度が高まると考えるからです。

 

しかしながら、限界効用逓減の法則にしたがって、ある程度まで収入が増えれば(一説には1000万円程度)得られる幸福度は少なくなっていきます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

もちろん圧倒的な収入を手にすることができれば、限界効用逓減の法則があるとしても、幸福度はなかなか高いものになります。

 

でも、誰もが圧倒的高収入を得ることはできませんよね。

 

そこで考えたいのが、幸福度に影響を与える金融資産以外の要素です。

 一般的に、個人の幸福は

1.人的資産

2.金融資産

3.社会的資産

の3つから成り立ちます。

 

これらの3要素をバランスよく組み立てられれば、高い幸福度を得られると考えられます。

 

稼ぐ能力を上げる(特定分野の技術を磨く)と、その結果として1.人的資産と2.金融資産が向上しやすくなります。

場合によっては人望も厚くなるので3.も高まるかもしれませんね!

 

波及効果が高そうなスキルを確実に上げるのがポイントです。

亀山会長が、稼ぐ能力の向上を重視する理由もここにありそうです。

 

資産運用と資産形成は大違い!

僕も亀山会長のいうように、稼ぐ能力を積極的に高めるのには賛成です。

しかしながら、重要な点として「資産運用と資産形成を勘違いしている」のだろうな、と感じました。(記事の著者がそっちに誘導した可能性は否めませんが、)

 

普通の若者(30才以下としておきましょう)は、運用できるほどの資産をもっていることはほとんどありません。

「資産運用」という場合、大きな資産をもつ人が、その資産の運用益で生活資金をまかなえる状態であることだとここでは定義しておきましょう。

僕の中では、資産運用できる資産額は1億円以上を想定しています。それくらいの額になれば、利回りだけで生活が可能となるからです。

 

僕らが行っているのは「資産形成」の方です。こちらは保有資産額によらず、誰もが実践するべきです。

また、資産形成の手段として、収入の向上・支出の低減・複利の活用が重要となります。

複利に関して詳しくはこちら↓

kameusakunnikki.hateblo.jp

 

僕らが取り組むべきこととは?

 

ぐだぐだと意見を述べていきましたが、結論に向かいます。

僕らが取り組むべきことは、「個人の幸福」を最大化させるために、

 

1.自らの能力を向上させて、高スキルな人財となること(人的資産の向上)

2.余剰資金で資産形成すること(金融的資産の増加)

3.パートナーを含め、友好な対人関係を構築し、維持すること(社会的資産の向上)

 

この3つに取り組むことです。

 

1.の人的資産に全力を尽くす必要はありません。あなたがこれら3本の柱のうち、今はどこを太くしたいのか、どこが疎かになっているのか判断して、最適であると思う割合で取り組めばいいのです。

 

僕らが成功者と思う人は、多くは金銭的成功者ですが、その人が幸福であるかはその人しか判断できません。

お金は有り余るほどあるが、家庭が崩壊しており、人望がない人もいることでしょう。

 

一方で、お金があんまりないけど、高いスキルをもち、人望の厚い人の方がよっぽど幸福かもしれません。

 

なにが幸福の正解であるか判断するのはあなた自身です。亀山会長や記事のライターではありません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!